ということで下記のページが非常に参考になる。
http://tm.root-n.com/server:apache:module:rewrite
クリックカウントも取れたりするんだね。
Node.jsとApacheを一つのサーバーで共存させるためには、apache側かNode側のいずれかでリバースプロキシを構築してやる必要がある。
今回はNode.jsのsocket.ioを用いたwebsocket通信を行いたかったので、評判の良いNodeのプラグイン「http-proxy」を導入してみた。
今回の想定はNodeのアプリケーションをポート3000番、
Apacheのアプリを9000番で動作させる想定。
まずはhttpd.confのリッスンポートとバーチャルホストのポートを80番以外に避難させる。
・/etc/httpd/conf/httpd.conf
NameVirtualHost *:9000 Listen 9000
そしてバーチャルホストの設定も変更。
<VirtualHost *:9000> ServerName example.local DocumentRoot /path/to/root/dir RewriteEngine On <Directory "/path/to/root/dir"> Options Indexes FollowSymlinks AllowOverride All Order allow,deny Allow from all </Directory> </VirtualHost>
次にNodeのサーバースクリプトを書く。
var httpProxy = require('http-proxy'); var proxy = httpProxy.createProxy(); var options = { 'hoge.local.lcl': 'http://localhost:9000', 'fuga.local.lcl': 'http://localhost:9000', 'piyo.local.lcl': 'http://localhost:9000', 'node.local.lcl': 'http://localhost:3000' } require('http').createServer(function(req, res) { if (req.headers.host == 'nodechat.local.lcl') { proxy.ws(req, socket, head, { target: options[req.headers.host] }); } else { proxy.web(req, res, { target: options[req.headers.host] }); } }).listen(80); console.log('Proxy works.');
あとはこのスクリプトをnodeコマンドで起動すればOK。
例えばfile_get_contentsでURLを指定した時。
sshからphpを叩くと正常に返ってくるのにapacheを通したブラウザから叩くと下記のようなエラーになる。
php_network_getaddresses: getaddrinfo failed: Temporary failure in name resolution
これが調べたけど全然解決しない。ただ分かったことはDNSの名前解決周りでこけているであろうという事。
視点を切り替えapache、DNSといったキーワードで調べていると、HostnameLookupsをどうのこうのという記事を発見。
そこでhttpd.conf内にあるHostnameLookupsの項目を調査してみたところOffになっているではありませんか。
とりあえず下記のように設定をOnに変更しhttpdを再起動。
HostnameLookups On
するとapacheを介してもfile_get_contentsが動いた!やった!!けどクッソ遅い!!!なんで!!!!
再度調査開始である。今回はapache、遅い、で検索すると意外とすんなりヒット。
しかし見つけた記事はといえば、HostnameLookupsをOffにしろと書いているではありませんか。
いやいや、それやるとネットワークが外でていってくれないんすよ、とか思いつつとりあえずやってみる。
変更後httpdを再起動してアクセスしてみると、あれ?ちゃんと動いてる。しかも早い!なんで!!
エラー吐いて終わるだろうと予想していたのに、じゃあ最初の状態はなにがよろしくなかったんすかね…。
これがまれによくある気にしちゃいけないヤーツーである。
※原因が判明し次第まとめよう。笑